伝言ゲーム
実習中、伝言ゲームをやった。
いや、意図的にやった訳じゃないんだ。
先生「これがツリガネニンジンです」
生徒A「今の花って何?」
生徒B「ツリガネニンギョウ」
生徒C「ウシガネニンジンじゃなかった?」
生徒A「さっきの木ってなんだっけ?」
生徒B「アサカエデだよ」
生徒C「え、ササノハカエデじゃなかった?」
先生「アサノハカエデです」
みたいなやり取りを何回もした。
まぁこれは特に何も関係ないんだけど、何が言いたいのかっていうと、伝言ゲームってのは難しいってこと。
普通の伝言ゲームですらなかなか難しいのに、言葉を使わないで相手にものを伝えるなんてのはもっと難しい。
こっちが伝わってくれって思ってても、相手には何も伝わることはないってのがほとんどだ。
伝えたいことは伝えたいという気持ちだけでは伝わらない。
自分で言葉にして伝えて、やっと相手に伝わる。
心の中や相手の見えないところで伝わってほしいと思っていたって、相手に伝わるわけがないのだ。
だから、私は誰かが伝えてくれた事を大事にしたいし、いろんな事を伝えてほしい。
ちょっとした嬉しいことや楽しかったこと、愚痴や文句、悲しいこと、泣きたいこと、私や私の親しい人に対する批判でもなんでもいい。
伝えたいんだったら伝えないと伝わらないし、少なくとも私はそれを無駄にはしない。
だから、言いたいことがあれば言ってほしいし、私も言いたいことは言いたい。
誰にでも何でも言ってもらえるような、そんな人になれたらいい。